小桃の話⑥
こんばんは
毎日暑く、西日本の豪雨の被害も大きくなり、辛い夏ですね。。
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「様子を見ましょう」
この言葉を頼りに(また不安に)一日千秋の思いで、毎日を送っていた
親御さん方がどれだけいたでしょうか?
最近はまた事情が変わってきたようですが、昔は4ヶ月健診、10ヶ月健診
1年6ヶ月健診、3歳健診。。。。とありました
小桃はどこの場所でも「様子を見ましょう」と言われてきました
私も医療従事者ではないので、医療者としての子供を診る眼はありません
でも周りには同じような年齢の子供がたくさんいますから
明らかに「他の子供とは違う」とわかります
「様子を見て」。。。一体どうなるのだろう。。。。様子を見ていれば
小桃は「普通の子」になるのだろうか?
夫は毎日30分くらいしか 小桃を見ていませんから、楽観的でした
心配する私の方が異常だ、くらいにしか思っていませんでした
小桃が「高機能自閉症」と判断されたのは5歳のときでしたが、
やっぱり、長い待ち時間と、長い検査の結果でした
県立小児医療センターでの診断でしたが、ここは診断をするだけの機関だったようで
「今度 また何かあったら来てください」と言われました
広い広い宇宙に、たった一人でぽーんと放たれた気分でした
今度?こんど。。。?こんど。。。。。
今「何か」あるのに。。。ずっと「何か」あったのに。。。。
これからもずっと「何か」あるのに。。。。
そのときの私は哀しいとかどうしようとか思うより先に
なんとも言えない寂寥感と孤独を感じたのです